1. HOME
  2. ブログ
  3. 地域連携・事業ビジョン
  4. 次世代の農業経営者へメッセージ
Web magazine

ウェブマガジン

地域連携・事業ビジョン

次世代の農業経営者へメッセージ

一般社団法人ファーマーズマネジメントが目指す地域農業の未来

農業従事者の高齢化、耕作放棄地の増加、資材や燃料の高騰、そして世界的な食料情勢の緊
迫化——。現代の日本農業が直面する課題は、個人の努力や単一の農家だけで解決できる限
界を超えつつあります。
しかし、こうした激動の時代は、テクノロジーや新たな経営手法を取り入れ、持続可能な農業へと
生まれ変わる大きなチャンスでもあります。
この時代の中で、「経営の力」と「地域連携の仕組み」によって全国の現場を支え、次世代の農業
経営者を導く存在として活動しているのが一般社団法人ファーマーズマネジメントです。
同団体がなぜ立ち上がり、どのような支援を通じて地域農業の未来を切り拓こうとしているのか。
その理念と取り組みの最前線に迫ります。

  1. なぜ今「農業経営(マネジメント)」の視点が必要なのか?
    かつての農業は「良い作物をたくさん作る技術」が中心とされてきました。しかし、経営環境が目
    まぐるしく変化する現在、農家に求められているのは生産技術だけではありません。
    ● コストと原価の精密な管理(施肥・資材の最適化)
    ● 機械投資や作付体系の合理化
    ● 需要に応じた販売ルートの確保とリスク分散
    ● 地域資源を循環させるネットワークの構築
    つまり、これからの時代を生き抜くためには、一人の生産者であると同時に、高度な判断力を
    持った「経営者(マネジャー)」としての知見が不可欠となっています。
    一般社団法人ファーマーズマネジメントは、こうした課題意識を持つ生産者や地域組織の伴走者
    として、現場に即した経営ノウハウの提供と仕組みづくりを強力に推進しています。
  2. 一般社団法人ファーマーズマネジメントが支える「4つの未来
    創造」
    ファーマーズマネジメントが具体的にどのようなアプローチで地域農業を支援し、未来を形作って
    いるのか、主な取り組みの柱をご紹介します。
    1 「子実用とうもろこし」を核とした耕作放棄地・水田の再生
    水田の有効活用や耕作放棄地の復旧に向け、圧倒的な省力化と機械化が可能な「子実用(しじ
    つよう)とうもろこし」の導入・定着を推進。地域に適した栽培体系の構築や、収穫・乾燥のネット
    ワーク整備を総合的にサポートしています。

2 国産飼料の自給と「耕畜連携」の構築
輸入飼料価格の高騰に苦しむ畜産農家と、新たな収益源を求める耕種農家を結ぶ仲介役とな
り、地産地消の循環モデルを創出。「複数年契約買取」などの仕組みづくりを通じて、双方が安心
できる価格・供給体制の確立を後押しします。
3 データ活用とスマート農業によるコスト最適化
土壌診断やリモートセンシングなどのデータを駆使し、無駄な肥料投入を抑える「データ駆動型
の施肥計画」を提案。資材高騰に負けない引き締まった経営体づくりをアドバイスしています。
4 地域資源の循環(バイオマス利用)と脱炭素の推進
もみ殻や有機廃棄物の有効活用(もみ殻燃焼炉・炭化装置の活用など)を促進し、地力回復とエ
ネルギーコスト削減、そして地球環境に優しい循環型農業(J-クレジット活用等)の普及活動に取
り組んでいます。
3. 次世代の農業経営者が手に入れる「3つの強み」
ファーマーズマネジメントのネットワークやノウハウとつながることで、これからの農業を背負う経
営者たちは大きな強みを手に入れることができます。
手に入る強み 具体的な変化・メリット
経営の「見える化」とリ
スク耐性

費用構造の把握や複数年契約などにより、世界情勢や相場変動に
強い安定経営が実現する

孤立させないパート
ナーシップ

近隣の畜産農家や地域事業者、全国の志を同じくする経営者との
ネットワークが広がる

時代を先取りするノウ
ハウ

スマート農業、バイオマス活用、交付金・助成金の活用など、最新情
報をいち早く経営に取り込める

メッセージ
「一人で悩む農業」から「地域とデータで勝つ農業」へ——。ファーマーズマネジメン
トは、挑戦するすべての農業経営者にとっての心強いパートナーです。
まとめ:誇りある地域農業を次の世代へ
地域から農地が失われ、荒廃していくのを指をくわえて見ている時代は終わりました。
● 省力化で作付けを広げる
● 地域内で資源と資金を循環させる
● 確かなデータと経営視点で利益を守り、育てる

一般社団法人ファーマーズマネジメントが目指すのは、「農業が地域を潤し、若者が誇りを持って
参入できる持続可能な未来」です。
挑戦を始めるのに遅すぎることはありません。次世代の農業経営者として、地域に新たな風を吹
き込み、豊かな農地と暮らしを未来へと繋いでいきましょう。

関連記事