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実績紹介

JICA PAPUA NEWGUINEA(PNG)2017〜2019

世界最古の農業遺産(ユネスコ)を持ちながら誰も知らない農業発展が進まない国、治安は世界一悪い(一般的な外務省の渡航先危険な国リストで順位は低いが、首都ポートモレスビーは一人歩きは出来ない)最後の秘境と言われ、人種も価値観も全く未知な世界観のパプアニューギニアを選んで、新しい家族を随伴し2年間、職種は農業機械指導員として派遣されました。

海外生活の心得〜 JICA派遣の中では任期短縮し2年間全うしないで早期に帰国する隊員の方も多いが、海外で生活するコツとしては外国で生活の中で常に体調万全でいる事は意外に難しく、秘訣はただ「絶対に無理しない事」である。些細な事でも直感的に感じたら止めようとか、明日にしようとか、行かないとか自分の心の声に正直に生活する事だと思っています。   随伴家族もPNGでは珍しい女性(妻子)だったので、尚更無理をしない事を心掛け2年間生活をしてきたので、PNGでは楽しい思い出しかないし、私はダイビングインストラクターでもあるのに水中にいる時も、妻や娘が心配なので1度もダイビングもしなかったです。しかし、毎日の様に海やプールを家族で遊んだ記憶は人生で一番のキラキラした楽しい想い出になった国はPNGで、その後のコーヒーにも深く関わりましたから1番記憶に残る国です。

PNG農業について〜 さて、マラリアもあるPNGだから色々書きたいことも多いけど、生活面も程々にそろそろPNG農業と農業機械指導について記述します。                       ジャレド・ダイアモンド(ジャレド・ダイアモンド – Wikipedia)がパプアニューギニアで行った経験は、代表作『銃・病原菌・鉄』(原題:Guns, Germs, and Steel)を書く最大のきっかけとなったと、私はPNG出発前に彼の書籍を読んで農業遺産(クックの初期農業遺跡(クックのしょきのうぎょういせき)は、パプアニューギニア南部にある7000年以上前にまで遡る農業の遺跡である。2008年にパプアニューギニア初の世界遺産に登録された。) があるのに、何故近代化が遅れ?(何を基準に近代化、発展途上国とするは置いといて。)たのか?     本当に農業機械化を求めているのか?                          非常に興味があり、子供の頃久米明のナレーションでTVで裸族を見てた衝撃も印象強い、最近まで裸同然で暮らしていた国、そのわざわざ治安の悪いPNGを派遣国として選んだと言う経緯になります。大陸続きではない島国でも、近くのオーストラリアや日本でもイギリスでもキューバでも、島のニューギニア島半分側のインドネシアでも、情報やビジネスでも機械化がグローバルな価値観で耕運機、トラクターレベル進んでいるのに、実際にはPNGでも収穫体系までは揃ってましたが、機械の製造や、販売する商品の製品化やプロセス、国独自の物流、産業として進んで居なく、ほとんど近隣からの輸入に頼る状況でした。                          現地生産のものはあるにはありますが、タロ芋、ヤムイモなどそれぞれ地方の市場には加工してない生鮮野菜や魚などは販売していますが、採れたて釣れたての原材料で未加工なモノをパッケージもされず路上に並べて販売しています。

日本から寄贈された農業機械と現地でDIYする簡単な農業機械〜  JICAが支援するプログラムにより過去様々な農業機械が現地にも寄贈されてましたが、実際に農業を行う(知っている)指導者が居なくて操作は元より整備メンテナンスの指導も徹底されてないので消耗部品類の注文も無く、オイル交換もする事無く、壊れたらそのままの状態でした。ですから私の着任後のやる事が沢山あって修理メンテナンス、溶接など実際に機械を担当者(40歳代数名)と共にそれらを一緒に行うのが日々の業務でした。      その後妻達(現地の20代女性3名)が運営するカフェでもコーヒーの需要が増え、オーストラリア製のパーチメントリムバーを購入し電動自動化の改造、コーヒー焙煎機も電動に改造、ココナッツ石鹸用の電動ココナッツ削り機もDIYで作って6個/日を100個/日に増産したり、滞在中は主に機械整備修理と機械工作が主な活動でした。

その後日本でカフェ開業にも繋がるコーヒーについて〜              PNGコーヒーはアラビカ種の生産も多く、その殆どはコモディティコーヒーとして日本にも輸出しています。当時一番輸出している国としてはドイツ(過去にイギリス以前にドイツの植民地だった頃もあり)が多く、日本にも大手VOLCAFE他、商社を通じて輸入されてます。私達が住んだMilnebay州Alotau市でも平地ではロブスタ種、2000m級の山岳地ではアラビカ種を栽培していますが、コーヒー生産者も自分の生産したコーヒーが何処へ売っているのか?又コーヒーを飲んだ事もない人も多く、それを不思議に思う妻が私の所属する農業畜産局のオフィスの一角でFARMERS CAFÉ1号店を開店した事がキッカケとなり、収穫後の生豆の管理、乾燥調整、脱穀、プレミアムコーヒーの加工(ハニープロセス)焙煎、パッケージ商品化、販売までを現地の若い女性スタッフを雇用し、JICAと別に同時に初めました。念のため報告したJICA側でも随伴が開業した過去例がなく、日本円で600万円まで所得が出ないなら問題ないとのこと、地域の農業や産業に一躍を担う活動なら頑張って下さいとの事でした。パプアのFARMERS CAFÉでは、地元コーヒーの普及活動(飲んだ事がない生産者へは無料で提供したり、イベントなどのケータリングで地元産バナナやマンゴーを使ったケーキ、コーヒーパッケージの販売を中心に、ホテルや空港のお土産(木の彫り物カービングの土産用品の開発、ココナッツ石鹸の開発)など行いました。今も現地ではそれらが根付いて販売されている様ですし、日本帰国後もカフェで使用したパッケージデザインは当時町中でデザインを募集しコンペで優勝したアロタウ高校の生徒のパッケージデザインを使用しています。

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